興味を持って頂きありがとうございます!
フカセ師のRyuです^^
今回は前回の【フカセ釣りのフロートラインとは?種類や比重・特徴を詳しく解説!】続きです。
フロートラインは自然条件を加味しない場合、フカセ釣りに最も適している糸だと僕は思っています(^^♪
そこでこの記事では【フロートラインのメリット・デメリット】について詳しくお話ししたいと思います^^
あなたの道糸選びに新しい選択肢が出来ると思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね(^_-)-☆
中空構造フロートラインや通常ナイロンのフロートラインについて、詳しく知らない方は必ず前回のこちらの記事も読んで下さいね(^^♪その方がより理解を深められると思います^^
フロートラインの3つのメリットとは?
あなたもフロートラインが浮くことはすでに知っていると思います。
でも、なぜ浮く糸が売られているか知っていますか?
浮くことによるメッリトは意外と多いのでお話ししますね^^
- ラインメンディングがしやすい(重要)
- 比較的浅い場所や、磯の張り出してる場所、沈み根が多い場所で糸が引っ掛かりにくい
- ウキを浮かせて釣りたい人、なるべくウキを見ながら釣りをしたい人におすすめ
それぞれ説明しますね^^
ラインメンディングがしやすい
フロートラインのメリットは何と言ってもラインメンディングのしやすさにあります!
フカセ釣りで最も大切な事はマキエとの同調です!
この同調をうまく行う為にはラインメンディング事が重要になってきます。
ご存じかと思いますが、流れていくウキの後ろに道糸を置いていく動作のことです^^
道糸はどうしても潮の流れや、風の影響を受けて横に道糸が膨らんでしまい、手前にウキ(仕掛け)を引っ張ってしまうんですよね(ーー゛)
つまりコマセとの同調が出来なくなってしまうんです。
こうなると、もうヒット率は下がりまくりです( ´∀` )(笑)
もちろんサスペンドラインでもラインメンディングは出来ますが、フロートラインに比べると難易度はめちゃめちゃ高くなります。
サスペンドラインはフロートラインに比べるとかなり水中に沈んでいるからです。
つまり、水中から糸を持ち上げるときの抵抗が少ないのがフロートラインの強みなんです(^^♪
※風の影響についてはデメリットとして後述してます^^
浅いポイント・磯の張り出し・沈み根が多い場所で有効
比較い場所、攻めたいポイントに磯が張り出していたり根が点在しているところでは比重の高いライン(いわゆるサスペンド)ラインだと根に引っかかてしまう事があります( ;∀;)
せっかくウキにアタリが出たり、道糸が走ったのに道糸が根に引っかかってたら最悪ですよね(;^ω^)(笑)
しかもその時に限って魚がデカいんですよね(笑)
フロートラインだと、ほとんどこのような心配は無いので安心して釣りができるのもいいところです^^
ウキを浮かせたい、ウキを見ながら釣りをしたい人におすすめ
この内容は【ラインメンディングがしやすい】という部分と被るんですが、フロートラインは道糸を張りやすいですし、余分な糸を出し過ぎずに済むのも大きなメリットです^^
海面、または海面直下を漂うので劣化を除いてはウキより沈む事がありません。
どういう事かというと、サスペンドラインだと浮いているウキよりも道糸が海中に沈んでいる場合が多いので、海中で糸のたわみがどうしても多くなってしまうんです^^;
ラインメンディングしようとすると、ウキや仕掛けが動いてしまうので大変です(;^ω^)
ここで道糸の張り加減のテクニックも必要になってくるんですが、これは慣れるまで結構難しいです。
ウキが沈んでフッキングしてもうまく乗らない時は、糸のたわみが多い場合も結構あるんですよね(-_-;)
フロートラインのデメリットとは?
フロートラインのデメリットは以下の3つです!
- 風・吹送流(風によってできる表層の流れ)の影響を受けやすい
- 中空構造フロートラインの場合は強度が落ちる
- 通常ナイロンのフロートラインの場合はコーティングが剥がれて浮力は徐々に低下する
それぞれお話ししますね^^
風の影響(吹送流)の影響を受けやすい
フカセ釣りの大敵は風です!
大体がコレです(笑)
糸が海面、または海面直下にあるフロートラインは風の影響を受けやすいんですよね(-_-;)
風が強い時はいつも以上に仕掛けの重量や、ラインの操作には気を遣わないといけなません。特にフロートラインは…^^;
でも、自然条件を加味しない場合は本来、フカセ釣りに最も適している糸だと僕は思っています^^
海面直下を漂う浮力設定になっている製品が今でも多く販売されているのはその証拠です。
フカセ釣りはマキエとの同調が基本です。
つまりラインメンディングが釣果の鍵を握っているんです。
(※深ダナ狙いの場合はちょっと違います)
中空構造フロートラインの場合は強度が落ちる
中空構造のフロートラインは強度がどうしても落ちます。
なので使用するならなるべく太糸の方が安心できると思います^^
防波堤で使用する場合は2号~
磯で使用するなら3号辺り~だと僕は決めています^^
通常ナイロンにコーティングしているフロートラインは浮力は徐々に低下する
ナイロンラインの比重はご存じですか?
簡単に説明すると
- ナイロンライン→比重 1.18
- ナイロンサスペンドライン→比重 1.14
- 中空構造フロートライン→比重 1.01~1.03
- ナイロンフロートライン・セミフロートライン→比重 1.05~1.10辺り
(※海水の比重は1.03)
中空構造以外のフロートラインは表面にコーティングを施すことにより浮力を得ています。
コーティングという事は使用に伴いコーティングが剥がれてしまうんですよね^^;
剥がれてしまうと、初期性能は失われてどんどん通常ナイロンラインの比重1.18に近づいていきます。(※上記の画像でも「驚異のフロート持続力」と書かれています。)
これはフロート・セミフロートと表記されている糸のことです。
なので、完全なフロートラインを求めるなら中空構造一択ですね。
※この浮力を復活させる裏技としては【ボナンザ】や【PEにシュッ!】などのフッ素コーティングがおすすめですよ(^_-)-☆
スプールに巻いている糸に直接吹きかければ大丈夫です^^
ぜひ試してみて下さいね^^
メリット・デメリットまとめ
- ラインメンディングがしやすい(重要)
- 比較的浅い場所や、磯の張り出してる場所、沈み根が多い場所で糸が引っ掛かりにくい
- ウキを浮かせて釣りたい人、なるべくウキを見ながら釣りをしたい人におすすめ
フロートラインのデメリットは以下の3つです!
- 風・吹送流(風によってできる表層の流れ)の影響を受けやすい
- 中空構造フロートラインの場合は強度が落ちる
- 通常ナイロンのフロートラインの場合はコーティングが剥がれて浮力は徐々に低下する
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最後までお読み頂きありがとうございました!