メジナ(グレ)釣りの仕掛け~釣れないのは針が原因かも!?

興味を持って頂きありがとうございます!

フカセ師のRyuです^^

あなたは釣りをしているときに、周りは釣れているのに『自分だけイマイチ釣れない』とか『エサは取られるのにアタリが出ないから分からない!』ってことありませんか?

一人で釣りをしていても釣れなきゃ楽しくないですし、釣友(ライバル)の方が自分より釣っていたら、やっぱり悔しいですよね!^^;

私も何回もそんな経験してます^^;

言い訳ですが、釣友はいつも潮下一番仕掛けを流しやすい場所に陣取るから釣れるんです!(笑)

※(磯などの限られたスペースでの釣りは潮下の方が断然有利です。潮上の人のマキエも使えるし、流すのも楽になるからです)

でも、低活性の時は必ず私の方が釣ります^^

サイズも勝ちます^^

いくら潮下だろうと、仕掛けが流しやすい場所だろうと、肝心な魚の活性が低い時はみんな条件は同じになります。

そんな時に私がライバルに差をつける為に、一番気をつけている部分が『針』なんです!

そこで今回は、針のサイズローテーションで釣果アップを図るテクニックをあなたに紹介したいと思います^^

あなたの参考になれば幸いです^^

『どのくらいの針のサイズ(号数)を用意したらいいかイマイチ分からない』という方はこちらも参考にしてみて下さい^^

参考記事:グレ針・チヌ針のサイズで釣果が変わる!その号数と針の対応表を公開!

針のサイズを変更して釣果アップを図る方法!

先ずはグレ針のサイズを大きくする状況と小さくする状況を説明したいと思います^^

どうしても自然相手の釣りなので、100%あなたの釣り場の状況に合致するとは限りませんが、非常に効果的な方法です。

釣果アップに結びつく事も多いので是非、実践してみて下さい^^

尚、魚釣り全般で応用できるテクニックですので、もちろんチヌ釣りにも有効です^^

グレ針を大きくする(号数を上げる)状況

手返しよく釣る為の方法からお話ししますね^^

これも重要なので^^

主にメジナ(グレ)等の対象魚が高活性の時に針サイズを大きくする事が多いです。

バラシを軽減する為ですね^^

それぞれ解説します。

針を大きくする状況~その1.魚の活性が高く、飲まれる状況が多いとき

ポイントは飲まれるという事です。

飲み込むほど高活性の時は口掛かりする大きさまでグレ針5号→6号→7号と上げて行くのが効果的ですよ^^

特に春~夏~秋に多いのですが、春以降は低かった水温が上がって、適正水温になったときは冬場に消耗した体力を取り戻す為に荒食いをする事が多くなります。

秋は逆で、高かった水温が下がって適正水温になったときに、冬場の低水温に備えて荒食いを始めます。

この時期の秋グレはめっちゃ引きます!

体力がモリモリなので冬や春に比べると1.5倍以上強い引きをする感じがしますね^^;

鵜澤政則さんも『本流のライセンス』で言ってましたよ^^;

『記録は春に狙え。秋は切られる。』と(笑)

あとは、夏磯なんかだとコッパ尾長の猛攻に遭う事も多いですよね^^;

こんな時は針を大きくして口掛かりさせて、手返しよく釣るのが効果的です。

中型のメジナ(グレ)(30cm~35cmくらい)もいる状況なら、手返しが多いほうがヒット率も上がりますからね^^

このように、サシエサをあまり気にせず喰ってくるような時は、針を飲むほど高活性なので針を大きくして掛かりを重視する方がいいですよ^^

飲まれっぱなしで傷付いたハリスをそのまま使っている時に限って、大物がヒットする事も多いのです…^^;

私はめんどくさがて『大丈夫でしょ』と思っている時に限って切られますので、あなたは気をつけて…^^;

針を大きくする状況~その2.尾長グレが食ってくるとき

この場合も活性が高いときと同じ考えですが、尾長グレ(クロメジナ)に対して、攻略する要素が入ります。

尾長グレは飲まれるとハリスから切られる確立がグンと上がるからです!

上の写真を見るとヤスリ状の歯が並んでいるのが分かると思います。

この歯は、手の平サイズのコッパ尾長であっても飲まれればハリスが傷付くほど強力です!

ハリス3号だろうが4号だろうが傷付きます…

太ハリスで喰って来ないときは特に脅威となりますね^^;

なので尾長に飲まれる、チモトから切られる等の場合は直ぐに針のサイズを上げた方がいいです。

ヒットして最初の引き(突っ込み)で直ぐに切られるような場合は、飲まれてチモト(針付近のハリスの事)切れしている事が多いですよ^^;

尾長はハリの形状にも注意!

 

尾長の場合、針のサイズも重要ですが、針の形状にも注意して下さい。

尾長狙いで使う針は軸が長い物か、針先がフトコロ(内側)に向いているタイプの針が有効です^^

流れの中で尾長グレを釣る場合は、向う合わせ(魚自らフッキング)になる事が多いのですが、その時に軸が長いタイプや、針先がフトコロに向いているタイプの針だと口に掛かりやすいです!

大型の尾長ほど口掛かりさせないと獲れる確率が下がるので、口掛かりさせる事を意識して下さいね^^

尾長専用針のほとんどが内側に針先が向いているのはこの為です。

有名なのは、がまかつの『あわせちゃダメジナ』ですね^^

写真を見るとスレ針(カエシが付いていない針、バースレスとも言われる)になっている事が分かると思います。

これは掛かりを良くする為ですね^^

でも何と言ってもこの、内側に向いた針先が特徴です!

この極端に内側に向いた針先のおかげで、飲まれても喉で掛からず、口に掛かるのです!

この針は私の愛用針の一つです^^

グレ針を小さくする(号数を下げる)状況

グレ針を大きくする状況は主に魚から針掛りしてくる状況でしたが、小さくする場合は逆で、グレがサシエを食ってくれない時です。

口太狙いでは特に重要な要素ですのでこれから説明していきますね^^

グレ針を小さくする状況~その1.低水温、低活性の時

水温が低く、低活性のときは針は出来るだけ小さいサイズを使います。

寒グレは正にこの低活性時の釣りです。

水温が適正水温より下がる冬から春にかけては、グレの活性が著しく落ちてしまいます。

参考~口太グレ(メジナ)、尾長グレ(クロメジナ)の適正水温~

一般的に口太グレは水温15℃~22℃、尾長グレは水温17℃~24℃と言われています。

※地域性によって変わります。なのであくまで目安と捉えた方がいいです。

適性水温より低いからって悲観する必要は無いですよ^^

私のホームグラウンドの伊豆半島は、15℃以下の時でも釣れる事が多いですので^^

落ちると言うよりも動けないと言った方が魚寄りの考えかもしれないですね。

魚は変温動物なので、体温が低いと体を動かす事が出来なくなるんです。

その時に口の筋肉も動きにくいので、口を大きく開けられないんです。

そんな時に大きな針を使っていると、違和感を感じて吐き出す事も多くなるんですね。

なので、あらかじめ低水温と分かっているなら、初めから針は小さい物を使った方が効果的な場合が多いように感じますね^^

5号又は4号辺りから初めて、エサが残ってくるようなら5号→4号→3号と下げて行くと、エサが取られたり、アタリが出ることもあるので厳しい状況の時は先ず試して欲しいテクニックですね^^

私が釣友や周りの釣り人よりも釣果が勝る時は、このテクニックをいち早く使った時が一番多いです^^

グレ針を小さくする状況~その2.前日より水温が1℃以上下がった時

シマノのフィールドテスターで有名な『村田基』さんが言っていたのですが、魚にとっての水温1℃低下は、人間で言うと気温が4℃低下した事に匹敵するのだそうです。

気温20℃で翌日に16℃になっていたら人間も寒いですよね…

室内が暖かく感じると思います。

同じように魚も、水温が安定している深い水深に落ちてしまっている事が多くなってしまうんです。

場合によっては深い所の水温も低くなっている場合があるので、そんな時は「エサが残る」「少しかじられるだけ」といった事が起きます。

そんな時も針を小さくして行くと、ヒットに持ち込める事が多いですよ^^

あと、この場合は初めから深いタナに設定するのもポイントです。

いくら針のサイズを変えようと、魚がいないタナを狙っていては意味が無いので…^^;

日が高くなり水温が上昇すると、魚がもう少し上まで上がってくる(タナが浅くなる)事があるので、その時の活性を見て号数を上げるか検討すといいと思います^^

釣行前日に調べて行ったのに、当日水温が下がっているという状況に出くわすこともしばしばありますので、そんな時に試してみるテクニックですね^^

参考になる鵜澤さんの動画

最後に参考になる動画があるので載せておきますね^^

私なんかが言うよりも何倍も説得力がありますよ^^;

いかがでしたか?

非常に参考になったと思います^^

この動画を見て私も『全層激刺グレ』を使うようになりました^^

私は近くの釣具屋には置いてないので、amazonで買ってます…^^;

でも、アマゾンでも人気なのか在庫少ないです…

あなたの近くの釣具屋に、もし置いていれば買っておいて損はしないと断言できますよ^^

参考になれば幸いです。

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この記事があなたの釣果アップに貢献できたら幸いです^^

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分からない事などあればお気軽にコメントも下さいね^^

最後までお読み頂きありがとうございました!