フカセ釣りで仕掛けを回収するまでの時間は?アタリが無い時はいつまで流すの?

興味を持って頂きありがとうございます!

フカセ師のRyuです^^

先日、読者のHさんから質問を頂きましたので、回答をしたいと思い記事を書きました。

質問内容は以下の通りです。

いつも勉強させて頂いています。

すっごく初歩的なご質問なのですが、、、

・仕掛け投入からおよそ何分位で回収しますか?(アタリ等の反応が何も無い場合)

・潮の流れが速く、明らかに仕掛けよりウキの方が先に流されてしまう場合、道糸を張る、もしくはリールを少し巻いたりしてウキの位置を調整した方が良いのでしょうか?

昨年の春から釣りを始め、昨年末より磯デビューし、数匹グレを釣り上げていますが、たまたま釣れただけの様な気がします(笑)

昨年末はまだ釣れたから良かったものの、ここ最近はボウズも増えてきまして…

ご質問させて頂いた事のみを改善すれば釣れるという程、簡単なことでは無いと思いますが、一歩前進させたいと思いご質問させて頂きました。

宜しくお願いします。

そうなんですよねー^^;

なぜか釣りって本格的にハマって、色々試行錯誤してくると釣れなくなったりするんですよね^^;

大丈夫ですよ!僕もなかなか釣りきれないときはありますから!(笑)

では、僕ならどうするか回答します!

参考になれば幸いです^^

※質問が2つあるので

  • 回収までの時間
  • ウキが先行してしまう場合の対処法

の2部に分けて回答しますね^^

ウキが先行してしまう場合の対処法はこちら→フカセ釣りでウキが先行してしまう!道糸を張ったりリールで巻いていいの?

仕掛け投入から回収までの時間は?

アタリ等の反応が無い場合は、回収したときにエサが残っているのか、取られているのか。

全遊動仕掛けなのか、反遊動仕掛けなのかで、少し考え方が変わってきます。

サシエが残る場合

エサ取りもいないのに、サシエが残ってくるのは釣り人にとっては何とも悲しい瞬間の一つですよね・・・

本当に魚いるのか?って思うときもありますよね(笑)

でも諦めないで!

以下を参考にしてみて下さい^^

全遊動仕掛けの場合

サシエが残る場合、全遊動仕掛けなら、とにかくエサが取られるまで、又はアタリが出るところまで流し続けます。

この時に、仕掛けを投入した時にコマセを撒いた所に、追いコマセを少量ずつ同じ間隔(時間)で撒き続けます。

なるべくコマセとサシエを長く同調させる事を重視して仕掛けを流すと、アタリが出るか、サシエが取られている事が多くなってくると思います。

ポイント

前述の様に、全遊動仕掛けの場合はアタリ、又はエサが取られるまで流す事が出来るので、有利に思えますが、流し方や仕掛けの張り方で、アタリが拾えない事も多いです。

喰った魚の活性によっては、道糸が走るのでアタリが分かりやすいですが、全てのアタリが明確とは限らないので難しいところです。

時には半遊動に切り替えた方がいい事もありますよ。

半遊動仕掛けの場合

反対に半遊動仕掛けは一定のタナを探る事になるので、コマセとの同調が終わっている部分を見極める必要があります。

なので、コマセとの同調が終わった範囲まで流したら基本的には回収します。

ポイント

半遊動仕掛けの場合はウキが浮いているので、アタリの取りやすさでは有利です。

ですが、同調範囲で考えると全遊動のようにはいかないので、サシエ残るなら、タナを深くしていく事が基本です。

アタリが出る、またはエサが取られるまで、30cm~50Cm刻みでタナを深くしてみて下さいね^^

サシエが取られる場合

サシエが取られる場合も全遊動仕掛け、半遊動仕掛けで対処方が変わってきます。

全遊動の場合

流す時間としは、アタリを拾えていない可能性もあるので、先ずは近距離で回収してみます。

エサが残っていれば次はさらに遠くで回収します。

これの繰り返しで、アタリや、エサが取られる場所を絞り込んでいくようにしていくと、効率アップに繋がりますよ^^

ポイント

全遊動の場合で、サシエだけが取られる場合は、早く沈みすぎている場合が多いです。

ガン玉を付けているなら外したり、サイズを小さくしていくとアタリが出る確率が高くなりますよ^^

半遊動の場合

半遊動仕掛け場合は、エサが取られない場合と同じで、同調が終わってしまう範囲まで流したら回収します。

ポイント

半遊動仕掛けでエサが取られる場合は、ウキ下のタナを30cm~50cm刻みで浅くして、アタリが出るタナを確認してみてくださいね^^

寒グレなど、活性が低い場合は15cm刻みで浅くしていく方法を取ってみて下さいね^^

まとめ

ここまでの話しを簡単にまとめると、回収までの時間は・・・

エサが残る場合なら

  • 全遊動ならエサが取られる、またはアタリがあるまで流す。(コマセは等間隔で撒き続ける)
  • 半遊動ならコマセと同調している範囲まで流す。

エサが取られる場合なら

  • 全遊動の場合、アタリが拾えていない事もある為、先ずは近距離で回収。
  • エサが残っていれば次はさらに遠くで回収。
  • 上の作業の繰り返しで、アタリや、エサが取られる場所を絞り込んでいく。
  • サシエだけが取られる場合は、早く沈みすぎている場合が多い。ガン玉を付けているなら外したり、サイズを小さくしていくとアタリが出る確率が高くなる。
  • 半遊動の場合は、エサが取られない場合と同じで、同調が終わってしまう範囲まで流したら回収。
  • エサが取られる場合は、ウキ下のタナを30cm~50cm刻みで浅くし、アタリが出るタナを確認。
  • 寒グレなど、活性が低い場合は15cm刻みで浅くしていく。

最後に

質問をくれたHさん、回答が遅くなり申し訳ありませんでした。

私の回答がHさんを含め、読んで頂いている方に、少しでも参考になっていれば幸いです。

この記事を読まれているあなたも、お気軽にご質問下さい^^

こちらの記事では仕掛けの流し方を詳しく説明していますので参考にしてみて下さいね^^

参考:フカセ釣りでウキが先行してしまう!道糸を張ったりリールで巻いていいの?

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分からない事などあればお気軽にコメントも下さいね^^

最後までお読み頂きありがとうございました!