興味を持って頂きありがとうございます^^
フカセ師のRyu^^
あなたは、フカセ釣りに興味があるけど、どんな釣りか分からなかったり、始めるにあたって何が必要なのかを知りたいのではないでしょうか?
または周りにフカセ釣りをしてる人がいない、お金が掛かるイメージ、仕掛けが複雑、道具がたくさん必要、難しそうなど、なんとなく敷居が高く感じてしまっている人もいるかもしれませんね…
そこで今回は少しでも興味を持って頂いたあなたの為に、フカセ釣りについてどこよりも詳しく、分かりやすく解説したいと思います!
特に10代~30代の若い世代に『フカセ釣りやってみよう!』って感じてもらえたら嬉しいです!
フカセ釣りには根強いファンが大勢います!
一度でもその魅力に取り憑かれたらハマること間違い無しです!^^
尚、なるべく皆さんに分かりやすく説明したいので、各章に分けて紹介する予定です。
最後まで読んで頂き、『フカセ釣りやってみよう!』って思って頂けたら嬉しいです^^
このブログを気に入ってくれましたら、いつか一緒に釣りに行けるといいですね^^
それでは宜しくお願いします!
基礎知識~そもそもフカセ釣りとは?
現在のフカセ釣り~チヌ(クロダイ)狙いの『落としこみ釣り』や『ヘチ釣り』が有名
フカセ釣りとは本来はウキを使わずオモリもほとんど使わない、とても軽い仕掛けを潮の流れに自然に流しながらゆっくり沈めていく釣り方を言います。
潮に吹かして(流して)釣るから『フカセ釣り』です^^
この釣り方は古くから船や防波堤で行われており、現在でも特にチヌ(クロダイ)狙いの落としこみ釣りやヘチ釣りという呼び名で人気があります。
現在の陸からのフカセ釣りはチヌ(クロダイ)狙いで行われる事が多いです。
2年くらい前ですが妻と海釣り公園に行ったときに、橋の柱や岸壁を落としこみ釣りでチヌ(クロダイ)を狙っている方がたくさんいましたね。
上の図は落としこみ釣り(ヘチ釣り)の仕掛けの一例ですが、これも一種のフカセ釣りです。
竿、リール、糸、ガン玉(場合によって)、ハリと非常にシンプルで、まさに釣りの原点のような仕掛けですよね。
ただ、違いが少しあり、上の仕掛けの落とし込み釣りは岸壁に生息している貝やカニ等が落ちてきたように演出する釣りなので、ガン玉で少し早めの速度で沈ませます。
これが本来のフカセ釣り
それに対して、ガン玉をほとんど付けずにゆっくりと沈ませていくのがフカセ釣りです。
下の図がフカセ釣りの仕掛けです。
このような仕掛けを『完全フカセ』と言ったりもします。
この完全フカセ釣りでのアタリは道糸や穂先にわずかに出る変化で取ります。
上の図のノベ竿(※ガイドが付いていなくて、竿の先に糸を結ぶだけの竿の事)を使って、竿、糸、ハリだけのフカセ釣りは狙える範囲が限られますが、一度魚が掛かると糸が出せないので非常にスリリングで楽しいです!^^
竿さばきが上手くなるのでぜひ一度はチャレンジしてみるのもいいと思いますよ^^
ちなみに、堤防からの落とし込み釣り(ヘチ釣り)や完全フカセ釣りはマキエサ(コマセ)は使いません。(※中には使う人もいるかもしれません)
上の仕掛け図を見て『ウキが無い』と言う事に気付いたでしょうか?
本来のフカセ釣りはウキが無いんです。
正しくはウキフカセ釣り
『フカセ釣り』=『ウキ釣り』というイメージが強いと思います。
基本的にはウキ釣りとも言えるのですが、釣堀やヘラブナ釣りで行うウキ釣りとは違う所があるんです!
なんだか分かりますか?
これがわかってる人はきっとフカセ釣りセンスありです!(笑)
それは潮に吹かせる(流す)という事です!
流れの無い釣堀や池での釣りとは違い、海では潮の流れがあります。
なので、
雑誌等でも『ウキフカセ』と表記されていると思います^^
現在行われているのはこの『ウキフカセ釣り』が一般的です。
きっとあなたもこの釣りを見て興味を持ったのではないでしょうか?
なので、ここからは『ウキフカセ釣り』について解説したいと思います^^
ウキフカセ釣りはどんな釣り?
上の図を見ると分かりやすいと思います。
コマセ(撒きエサ)を撒いて魚を集め、そのコマセの中にツケエサを紛れ込ませて釣る方法です。
※コマセの中にツケエサがある状態を同調と言います。
とてもシンプルだと思いませんか?^^
魚影の濃い防波堤や磯などでは水面まで魚が浮いて来る事もあり、『あの魚絶対獲ってやる!』とつい思ってしまいます(笑)
人間の狩猟本能をものすごく刺激される釣りなので、私も懲りずに20年以上もやってるのだと思います^^;
百聞は一見にしかずです!是非、下の動画を見てください!
私のホームグラウンドでもある静岡県伊豆半島の下田沖にある『横根』という磯で、巨大なシマアジが乱舞している動画です!
巨大なシマアジを目撃した平和卓也さんの奮闘がとってもスリリングで面白いですよ!^^
早く観たい方は15:40まで早送りするといいと思います^^
いかがでしたか?
ウキフカセ釣り楽しそうじゃないですか?^^
ちなみに磯だけではなくて、港の防波堤や海釣り公園、陸から歩いていける地磯でも出来ますよ^^
ここまで読んで興味が沸くと次は『どんな道具が必要なんだろ?』と思いますよね^^
それはこちらの記事で紹介してますので参考にしてみて下さいね^^
初心者必読!フカセ釣りに必要なのは6つのタックルと8つのパーツだけ!
ぜひフカセ釣りを始めたいと思ってくれたら嬉しいです!^^
この記事があなたの参考になっていたら幸いです^^
良かったらSNSでシェア・コメントして頂けると嬉しいです(^人^)
分からない事などあればお気軽にコメント下さい^^
最後までお読み頂きありがとうございました!
はじめまして 海釣り経験のまだまだ浅い素人です
堤防等で釣りはするのですが フカセ釣り未経験者です
堤防でみかける フカセ師の方々は 周りは釣れなくても
いつも 釣っている様に見受けられます
そんな 光景を見て フカセ釣りに興味を持ち
Ryuさんの所で 日々勉強させて頂いております
フカセ釣り道具は まだ何も無いですが そろそろ買い漁って行こうかと 検討中なのですが その前に最大の疑問があります
海での釣りは 西伊豆の堤防に出かけるのですが
堤防周りは ネンブツダイまみれ カゴサビキ仕掛けでも
堤防から10m以内に投げれば 全ての針に ネンブツダイ
遠投吹き流し仕掛けを 堤防から10m以内に落としても同様です
でも フカセ師の方々が 釣りあげるのは ネンブツダイではなくメジナ(堤防から5m位の所)
同じ様な 場所に投げ入れていますがなぜ ネンブツダイではなく
メジナが釣れるのか 疑問なんです
コマセで 小魚を手前に寄せて コマセの向こう側に投げ込み
回り込む様に 最深部を狙う様な釣法では 無いですよね
なぜなんですか 教えて下さい
いきなり質問で申し訳ないです
たかまるさんへ
コメントありがとうございます^^
フカセ釣りに興味を持って頂き、私も嬉しく思います^^
ネンブツダイ・・・やっかいなエサ取りでうんざりしますよね・・・
まず、結論から申し上げますね。
サビキ仕掛けだと、コマセとサビキ針が完全に同調(同じ場所に存在)しているからです。
サビキ仕掛けは、エサ取り用のコマセと、本命用のコマセを分けたり出来ないんですよね・・・
フカセ釣りだと、それが出来るんです^^
フカセ釣りでは、エサ取りに食べさせる用のコマセを手前、または沖に撒いて、本命用のコマセを『少しだけ』本命の魚がいるであろう場所に撒き、サシエ(針の付いたエサ)を落としていく方法をとったりします。
これがフカセ釣りの『エサ取り対策のコマセワーク』と言われるものですね。
コマセを好きな所に撒けるフカセ釣りは、エサ取りと本命魚を分離させる事が出来るんです。
フカセ釣りでもこれが出来ないと、ネンブツダイの餌食になりますよ^^;
また、前述の方法でも分離できない場合は、その時の潮の流れを読み、本命魚がいるであろうタナ(本命魚の遊泳層)でコマセとサシエを同調させる方法をとったりもします。
エサ取りは撒いたエサに真っ先に寄ってきます。
その習性を利用して、エサ取り用のマキエを撒き続けて、下の方でおこぼれを食べている本命魚を狙ったりもしますよ。
一例ですが・・・
これはエサ取り対策の一例ですが、フカセ釣りの核心を突いているんですよね。
重要なのは、堤防(岸)からの距離ではなく、水深を考える事です。
エサ取りがコマセを喰っている水深と、本命魚がコマセを食っている水深は別の場合が多いです。
大型は小型のよりも下でコマセを拾っている事がほとんどですよ^^
『釣りたい魚が泳いでいるタナで、サシエとコマセを同調させること』
これがフカセ釣りの真髄であり、最も難しいとされる部分なんです^^
きっと近くでメジナを釣っていたフカセ師は、この方法を取っていたのかもしれませんよ。
または、たかまるさんのサビキ仕掛けにエサ取りが集中しているのを利用された可能性もありますね・・・^^;
あと、「コマセで 小魚を手前に寄せて コマセの向こう側に投げ込み
回り込む様に 最深部を狙う様な釣法では 無いですよね」
これは、仕掛けによっては可能ですよ^^
潮が動いていない場合の固定仕掛けの場合は、サシエサはウキを支点に円を描きながら沈みます。
なので、コマセよりも少し遠くに仕掛けを投げても、深い所で、拡散したコマセと同調させる事も出来ますよ^^
疑問は解消されたでしょうか^^;
分からなければ、またコメント下さいね^^
フカセ釣りが楽しかったら、いつか下田の沖磯にも挑戦しましょ^^