興味を持って頂きありがとうございます!
フカセ師のRyuです^^
毎年水温が上がり始める5月頃からは、小鯖(コサバ)や小鯵(コアジ)等の回遊系のエサ取りも多くなってきますよね^^;
場所によってはまだ、少なかったりしますが、あなたの釣り場はどうですか?
先日、ブログ読者のHさんからこんな質問を頂きました。
ご無沙汰しております。
いつも勉強させて頂いております。
相変わらず下手くそのままですが(^◇^;)
ご質問なのですが、Ryuさんは撒き餌をどの位使いますか?
私は昨年の冬から磯フカセ釣りデビューしたのですが、冬の時期は
オキアミ3キロ×2
集魚剤×3
で約8時間の釣行で丁度使い切る位だったのですが、今の時期は餌取り(小鯖がすごい)が多いので毎回集オキアミ3キロ×2は変わらないのですが、集魚剤は5〜6袋使っちゃいます。
ですが、この前Facebookにて他の方からアドバイスされた事が、
西伊豆のメジナは少ない撒き餌でメジナにストレスを与えながらの方が良い。
との事でした。
まぁ、地域性や人それぞれ釣り方があると思いますので一概にそれが正しいのかは分かりませんが、釣具屋の店員さんにもびっくりされたりしたのでさすがに5〜6袋は使いすぎかなと思うようになりました(^◇^;)
でも、やはり餌取りがすごいので交わそうとしてどうしてもバンバン入れまくってしまいます。(最低5〜6投は撒いちゃいます)
ただ、餌取り用の撒き餌は多く撒きますが、メジナポイントへの撒き餌は1投から2投です。
追い撒き餌も1投です。
ちなみにですが…
周囲の釣り人は餌取り用に1投、ポイントに1投とかで私の倍以上の釣果です…(ー ー;)
ただ、よく一緒に釣りに行く私の連れと行く時は、撒き餌少ない連れはボウズばかり、撒き餌多い私は2〜3枚釣り上げるので、やはり撒き餌多くしないとダメなのか…
とも思い、混乱してしまいます(^◇^;)
まぁ、撒き餌の量だけでなくポイントも重要なのかとは思いますが…
色々なサイトを見ていますが、Ryuさんのサイトが一番親切丁寧で分かりやすく、ついつい質問させていただいちゃってます!
お忙しいかと思いますが、ご教示頂ければ幸いですm(_ _)m
宜しくお願い致しますm(_ _)m
配合エサを5~6袋は結構多いですね!
でも、それで釣れているなら、それはそれで正解だと思いますよ^^
でもHさんが気になっているのは、周りの釣り人が「エサ取り用に1投、ポイントに1投で倍以上の釣果を出している」という部分ですよね。
撒きエサ(コマセ)はエサ取りの種類によって量を決めると効果的です^^
足の遅いスズメダイやフグ等の場合はコマセを打ち分ける事で、エサ取りと本命魚を分離させることが出来るので配合(コマセ)の量も多いほうが有利です。
僕の場合は、軽い比重の配合3袋~4袋くらいを用意することが多いです。
また、足元にエサ取りを集めるだけなら、アミコマセのみ使って、表層にエサ取りを集めたりもします。(配合よりも沈みが遅く、アミコマセが漂っている時間も長いので、表層でエサ取りが釘付けになっている時間が長くなるからです)
一方、小鯖や小鯵といった足の速い回遊魚の場合は、打ち分けで分離なんて無理です!^^;
食べるのも早いので、次から次へとコマセの煙幕に突き刺さってきます。
Hさんは小鯖(コサバ)対策で配合を多く入れるとの事なので、今回は足の速いエサ取りへの対策について効果的な方法を紹介したいと思います^^
グレ(メジナ)、チヌ(クロダイ)共に有効な方法なので、あなたの参考になれば幸いです。
足の速いエサ取りにコマセの打ち分けは無理!一点打ちで攻める!
先述したように、足の速いエサ取りにコマセを打ち分けて分離させるなんて無理です。
よく言われている、潮上にコマセを打ってどんどん潮上方向に小鯖や小鯵を移動させる方法がありますが、私は上手くいった覚えがありません…^^;
沖磯のように、人が早歩きするくらいの潮が流れる場所ならいいですが、そんな速い潮が通す磯は小鯵や小鯖は少ないです。
そもそも小鯵や小鯖が湧くような磯場は、ゆっくりとした潮が流れる場所の方が多いと思います。
そんな場所での小鯖や小鯵対策は、打ち分けをせずに、コマセを一点に打ち、そのど真ん中にサシエを入れて攻める方法が効果的です^^
これからその方法を詳しく紹介しますね^^
小鯖・小鯵対策で用意するもの
小鯖、小鯵対策で用意するものと仕掛けは以下の3つです。
- 沖アミ3kg×2枚+配合2袋~3袋(標準でOK)
- 小さめのグレ針(3号~4号)※重要
- LL以上のボイルオキアミ(2L、3Lが理想)※重要
- ハリスに均等にガン玉を2点打ちする。(重要)
それぞれの使い道を紹介していきますね^^
沖アミ3kg×2枚+配合2袋~3袋(標準でOK)
コマセの量は標準量でOKです。
打ち分けをせず、コマセを一点打ちするので量もそこまで必要としません。
※配合は【OKグレ】+【強力グレ アミノX】+【グレジャック白】or【アミノX 真鯛SP】の組み合わせがおすすめ^^
小さめのグレ針(3号~4号)※重要
寒グレで使うような3号~4号の小さめの針を使います。
これは、小鯖や小鯵に針掛かりさせない為です。
LL以上のボイルオキアミ(2L、3Lが理想)※重要
生オキアミよりもエサ持ちの良いボイルオキアミを使います。
LL以上のボイルオキアミが必ず必要です。
できれば、小鯖や小鯵の口に入らないくらいの2L~3Lのサイズだと尚良いです。
ハリスに均等にガン玉を2点打ちする(重要)
小鯖や小鯵の下でグレやチヌはエサを拾っています。
この方法でエサ取りをかわしながらサシエを入れる為には、ガン玉が必要不可欠なんです。
横の動きじゃなく、タテの動きでアワセを入れる!
必要な物と仕掛けが分かったところで、具体的に小鯖や小鯵をかわす方法を紹介していきますね^^
流れとしては以下の通りです。
- 3号~4号の小さなハリに大きめのボイルオキアミを付ける。
- 一番仕掛け投入のしやすい場所にコマセを3~4杯撒く。
- 撒いたコマセのど真ん中にサシエを入れる。
- 当然、小鯖や小鯵が食いついてくる
- 小鯖や小鯵のアタリはウキが横に動く(まだアワセは入れない)
- ウキがよこに動いたら、ゆっくり引っ張って小鯖や小鯵の口からサシエを出す
- 3~5を繰り返していると、ガン玉の重さでサシエが徐々に沈んでいく
- 上手く小鯖や小鯵をかわし、グレやチヌのタナにサシエが入るとウキがタテに沈む!
- アワセを入れてやり取り開始!
この釣り方のポイント
ここまで読んでいくと、この釣り方がどういうものかが分かった方も多いと思います^^
重要なのは小さめのハリに大きめのボイルオキアミを付けて、徐々に沈ませるというところです。
小鯖や小鯵ばかりでウンザリする事も多いですが、今回紹介した方法を試してみて下さい^^
上手くエサ取りの層を交わす事が出来れば、グレやチヌがヒットする確率はグンっと上がりますよ!^^
(※ウキ下は釣り始めなら2ヒロ半程度から初めて、エサが取られたり、アタリが出ないようなら1ヒロ半まで徐々に浅くしていくといいです。)
集魚力の高いおすすめの配合エサはコレ!
最近僕が好んで使っている配合エサで、グレの反応が非常に良かったものがあるので紹介したいと思います^^
隣で一緒に釣りをしていた釣友が、マルキューのV9、V11を使っていて、グレ以外の外道ががたくさん釣れてたのに、僕にはグレばっかりという不思議な現象が起きました(笑)
状況によってはV9の集魚力は強すぎるのかもしれませんね^^;(※V9もよく使います)
その時に私が使っていた配合エサをこれから紹介したいと思います^^
参考になれば幸いです!
※ダイワの配合エサの場合【比重(3)】はオキアミと同じ速度で沈下する比重を意味してますよ^^
OKグレ
赤黄青などのカラフルな粒がたくさん入っています。
以前から青や黄色の配合エサはイイというのは聞いた事はあったのですが、確かにグレの反応がいいと思いました^^
甘い香りとカラフルな粒がグレに強くアピールしているのかもしれないですね^^
オキアミと同じ速度で沈むちょうどいい比重です。
強力グレ アミノX
これは集魚力の高いアミノXをさらに凝縮して配合したものになります。
集魚力を高めたい時の添加剤としても機能するので、普段使っている配合にプラスするというような使い方にも適していますよ^^
グレジャック白
この配合は比重2.5なのでほんの少しオキアミ方が速く沈みますが、ほとんど変わらないレベルです。
尾長の活性が上がる梅雨~秋の間によく使います^^
白がベースなので視認性も良く、魚にとっても視認性の高い色になるので、活性を高めることに繋がります。
尾長だけじゃなく、口太の反応も非常にいいように感じます。
また、曇りや雨の日でも、水中のコマセの様子が分かるのもグットです^^
アミノX 真鯛SP
この配合エサもオキアミと同じ速度で沈む比重です。
鵜澤政則さんが実際に潜って確認したとの事なので間違い無いと思います。
画像にあるようにキラキラウロコが入っているので、アピール力と集魚力が高いです。
また、遠投タイプなのでオキアミのまとまりも非常にいいですよ^^
最後に
今回紹介した方法を小鯖や小鯵が湧いている時には、ぜひ試してみて下さいね^^
きっと今まで諦めていた状況の打開策になると思います。
配合もたくさん使う必要も無いので経済的ですしね^^
今回紹介した配合エサも、私イチオシなので使ってみて下さいね^^
ダイワ(Daiwa) 新鮮パック アミノX 真鯛SPを見てみる
この記事があなたの釣果アップに貢献できたら幸いです^^
良かったらSNSでシェア・コメントして頂けると嬉しいです(^人^)
分からない事などあればお気軽にコメントも下さいね^^
最後までお読み頂きありがとうございました!
Ryuさん、いつも詳しいご回答本当にありがとうございますm(_ _)m
実は2日前に西伊豆の沖磯に行ってきまして
メジナ×5
イサキ×1
メジナは30センチが1枚
25センチが1枚
コッパに毛が生えた程度のが3枚(^◇^;)
という釣果でした。
幸い小サバはいなくなっており、代わりにコッパが多くなってました。
撒き餌の一点打ちのど真ん中に投入、これがめちゃくちゃ知りたかったんです!
というのも、前々回の沖磯釣行の時にご一緒した方がその釣り方でメジナばかり釣り上げていたので!
餌取りの下に良型のメジナがいるというのはよく聞く話でしたので、私もその人の真似をしてみたのですが案の定上手くいかず、すぐ諦めました(^◇^;)
いやぁ〜、、、なるほど!!!
2〜3Lのボイルオキアミを使い、ウキの動き方を見ながら小サバから付け餌を外す!
感服ですm(_ _)m
今週の日曜に、波風次第ではありますがまた沖磯に行って来ようと思ってますので、小サバが湧いていたら早速やってみます!!!
おそらくですが、ガン玉調整で交わせれば相手がコッパの群れでも通用するのかなとも思いますし。
(勝手に思ってますが、そうですかね?^^;)
おススメ配合餌も、早速買いに行ってきます!
私もマルキューの配合餌ばかり使ってまして、たまには色々試してみようかなと思ってた所でしたが、V9や爆寄せグレのあの赤色が大好きでついついそればかり買いだめしちゃうんですよ^^;
平和卓也さんがピースザムービーでV9使ってるのをよく見かける影響も大きいですが(^◇^;)
Ryuさん、お忙しい中いつも詳しいご説明、本当にありがとうございます。
Ryuさんのブログのお陰でやっとフカセ釣りというものが分かってきた感覚を前回の釣行で感じられました!
もちろん、まだまだではありますが、その感覚の足掛かりを作っていただけのは正にRyuさんのお陰ですm(_ _)m
毎日ブログの更新がされていないかチェックするのが楽しみになっている位です^ ^
お忙しいかと思いますので、マイペースで更新して頂ければと思っております。
今後も微弱ながら応援させていただきますので宜しくお願いしますm(_ _)m
本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m!!!
長文すいませんm(_ _)m
感謝!!!
Ryuさんこんにちは。
昨日、さっそく西伊豆の沖磯に行き、教えていただいた配合餌を使わせていただきました。
Ryuさんのおっしゃる通りメジナの反応が激多かったです!!!
たまにアイゴも掛かりましたが、引きが強くてこちらも楽しめました^ ^
ボラの刺身、Ryuさんの画像を見てこれは食べてみたいなと思っていましたが、残念ながら釣れず^^;
小サバはいなくなっていたのですが、4号のハリにボイルオキアミ3Lつけてやってみました^ ^
昨日はメジナ25センチ〜×9
一度40センチくらいのを掛けて手前まで寄せたんですが、乗った磯(割れ石)が高い所だったのでタモが届かず…
ぶっこ抜いて大丈夫なのか、竿折れないか…
なんとか空中でタモにキャッチしようかと試している間にハリがほどけてしまった(ーー;)
私どうもハリの結び方がダメなようで、バラシが多いんですよ…
引きが強い時はほぼ全てハリ外れ(仕掛け回収するとハリだけ外れててハリスがループ状態)です^^;
午後から風が少し出てきたんですが、大した風ではないのですが割れ石は高さがかなりあり、こういう高い磯に乗って風が吹くと海に竿を突っ込むにも届かず、海面に竿を近づけても、そもそも仕掛けを投入する時点で道糸が風に煽られてしまい、仕掛けが引っ張られ、悪い事に潮の流れと風が真逆…
仕方ないので風吹く方向(西風)に仕掛け投入して道糸まっすぐにしましたが、やはり潮の流れは(東側)逆なもので仕掛けが流れ始めるとどんどん道糸がU字になってしまい、釣果は下がりましたね^^;
でも本当、すごく楽しめました!
Ryuさんのお陰でどんどん釣果が良くなってきています^ ^!!!
竿も何が良いのか分からなかった時にRyuさんの記事を見て波濤を購入し、それから釣り方に関してもやはりRyuさんの記事をお手本にし、やっと釣果が伸びてきました^ ^
良き出会いに感謝です^ ^
ホント、ありがとうございますm(_ _)m
お忙しいでしょうからブログ更新も大変かと思いますが、お身体には気を付けてこれからも頑張って下さいm(_ _)m
Ryuさんのブログを読んでいれば間違いなくフカセ釣りの腕が上がります!!!
今回、お礼させて頂きたくコメントさせて頂きましたm(_ _)m
今後もよろしくお願い致しますm(_ _)m
ご無沙汰してますm(_ _)m
そろそろ秋磯の季節になって参りましたが、Ryuさんはいかがお過ごしでしょうか。
またまた初歩的なご質問なのですが、私はしょっちゅう高切れをしてしまい、ウキのロスト率が半端ありません^ ^;
合わせ方が強いのか?
瀬ズレや岩に道糸を擦らせているのが原因なのか?
と思って気を付けて釣りをしていますがどうしても高切れします。
最近思ったのは、ドラグをキチキチに締めているのが原因のひとつなのではと思い始めました。
Ryuさんのドラグ調整はどの様にしていらっしゃるでしょうか?
お忙しい中、誠に申し訳在りませんが、お手すきの時などに教えて頂けると幸いですm(_ _)m
既にダイワのメガディスが一本新品で楽に買える位はウキをロストしてます笑
逆にダイワの撒き餌の方が比重が分かりづらいですね。
マルキューのカタログを見てもらえれば分かりますが、各種の撒き餌の比重がグラフになっていますし、オキアミの沈下スピードも一緒に載っていますよ。
むしろ、ダイワの方が詳細なデータも掲載しておらず判断基準が難しい。
結局、手に取ろうとは思わない
ブログをお読みになって頂きありがとうございます^^
確かにマルキューのカタログに載っているグラフは便利ですよね!
本記事で私が言っているのは、袋に記載されている比重表示の事なんですよね…
分かりづらくてすみません…