竿の性格~それが調子

個人的に磯竿(フカセ竿)選びで最も悩む部分が竿の調子だと思っています。

 

いわゆる、先調子、胴調子と呼ばれる物です。

 

簡単に説明すると、先調子は字のごとく竿の先がよく曲るように設計された竿を言います。

 

竿の曲る支点が竿先寄りという事です。

 

反対に胴調子は、竿の中間(胴の部分~手元)まで曲ってくる竿を言います。

 

竿の曲がる支点が先調子よりも前(胴寄り)になります。

 

中には平均調子と言って、上の写真のような綺麗な三日月型に曲る調子もあります。

 

まさに平均的な曲り方ですよね^^

 

ちなみにシマノのBASIS(ベイシス)という竿です。

 

磯竿それぞれに調子という性格があるので、色んな種類の磯竿が開発、販売されています。

 

これより先調子竿、胴調子竿のメリット・デメリットを挙げてみますので、今後の竿選びの参考にして頂ければと思います^^

 

先調子のメリット・デメリット

先調子こんな感じの曲がり方です↓

先調子のメリット

  1. 胴に張りがあるため、仕掛けの投入がしやすい(重い仕掛けは特に)
  2. ウキを流してる最中のラインメンディングがしやすい。
  3. 魚の動きを止めるパワー(張り)がある為、魚との格闘で主導権を握りやすい。
  4. 魚の走る方向を竿でコントロールしやすい。根に走ろうとする魚には特に有利。
  5. 持った感じがシャキッとしている為、持ち重りを感じにくい。

先調子のデメリット

  1. 〔曲る=バネ〕という事を考えると曲るバネの部分が短い(少ない)為、レバーブレーキリールから糸を出して竿を立てる等、操作にはテクニックが必要であること。
  2. 魚の引きがダイレクトに伝わる為、上記の操作に不慣れだと伸されて(竿が曲っていない状態)ハリス切れや針が曲ったり折れたりとバラシの原因になる。
  3. 竿自体にパワー(張り)があるため、細いハリスで急に大物が掛かった時に上記の対処が遅れると、バラシが多くなる。
  4. ある程度のテクニックが必要であること。

 

このメリット、デメリットを考えると先調子を使用するにはある程度のテクニックや経験が必要になります^^;

胴調子のメリット・デメリット

同調子はこんな感じの曲がり↓

胴調子のメリット

  1. 魚の引きに対して、竿が柔軟に曲るため、道糸、ハリス、針に優しい。(負担軽減)
  2. 竿が自動的に曲ってくれる為、初心者にも使いやすい。
  3. 細いハリスでの大物狙いに向いている。(四国南西部の巨大尾長狙いなど)
  4. 曲げ込む楽しさがる。

胴調子のデメリット

  1. 重い仕掛けの投入にコツがいる。
  2. 強風時に操作しずらい。
  3. ラインメンディングが先調子に比べしずらい。
  4. 根をかわすなど、魚のコントロールがしずらい。

 

魚が掛かった後の事を考えると、竿が自動的に仕事をしてくれるため、初心者にも扱いやすい調子になります^^

 

磯竿の調子表

 

ダイワやシマノのミドルクラス以上の磯竿には、メーカーのHPに調子を表すベンチカーブ図や調子表が掲載されている事が多いです。

 

以下はダイワとシマノの、各磯竿の位置づけを示す表です。

 

竿選びの参考になります^^

ダイワ(DAIWA)磯竿の調子表

出典:DAIWA

 

シマノ磯竿調子表

出典:SHIMANO

ミドルクラス~上位クラスしか表記されていないので、購入したい竿が無い方もいるかもしれません…

 

ぜひともエントリークラスを含め、全ての磯竿のベントカーブ図や表を公開してほしいですね…^^;

おすすめの調子ってあるの?

 

一概におすすめの調子というのはありません。

 

自分のスキルや釣り場の状況、狙う魚の大きさや特性、仕掛け全体のタックルバランスを考慮し選択するのが一番いいからです。

 

でもそれだと、ある程度の本数を用意する必要があるので、現実的ではありませんよね…

 

なのであえて初心者の方におすすめするのであれば、まずは胴調子~平均調子あたりの竿がおすすめです^^

 

理由は、胴調子の竿の方が魚の引きに柔軟に対応するので、ハリス切れやバラシも減るからです。

 

ちなみに最近は同調子寄りの磯竿がトレンドです。

 

その理由としては、昔に比べると魚が太ハリスでは喰ってこず、細ハリスを使用する事が多くなった為と言われています。

 

昨今の尾長ブームの影響もあってか、各メーカーの新製品は同調子気味の竿が多いですよね^^

 

下の動画は、今年2017年9月にバージョンアップしたばかりの『メガディス AGS』です。

同調子竿がどんな曲がりかを確認するには非常に参考になると思います^^

竿さばき、竿の立て方、竿の曲がりは動画でチェック!

優良フカセ釣り・磯釣り動画を紹介!観ればスキルアップ確実です!

エントリーモデルの調子は?

エントリーモデルの竿は胴調子~平均調子の物が多いです。

 

ダイワだと「リバティークラブ磯風」、シマノだと「ランドメイト」あたりがそれにあたります。

 

ですが本格的に磯で使用する場合は、あまりおすすめしずらい所があります…

 

エントリーモデルの竿は、使用しているカーボンのトン数(含有率)が低い為、ミドルクラス(定価3万円前後~)の竿と比べると、魚を浮かす力が弱いからです。

 

大物が掛かったときほど、魚に主導権を握られてしまって釣り上げにくくなってしまうんですよね…

 

ですが先述の通りハリスや道糸には優しいしので、釣り人のスキルも大きく関係しますが…^^;

 

ちなみに私が初心者の頃はエントリーモデルの竿で大きい魚には瞬殺されまくりでした…(笑)

 

本格的に磯に通うならミドルクラス以上の竿がおすすめ

磯竿で一番売れるのはミドルクラスの竿と言われています。

 

もちろん宣伝もされているので売れるのでしょうが、少なからずエントリークラスの竿を使っていて不満を感じた人が購入する部分もあると思います。

 

しかも、フカセ釣り界で知らない人はいないくらい有名なダイワの開発アドバイザー兼テスターの鵜澤政則さんはこう言っています。

 

『一番数が出るミドルクラスの竿に何か不具合があれば、メーカーとしては信用を失う恐れがある為、価格以上の性能を持たしている事が多い』

 

数少ない大物を釣上げる為にも上記の調子表に載っている竿か、最低でもメーカーの定価3万~の竿を購入する事を強くおすすめします^^

 

この記事が皆さんの竿選びに貢献できていれば嬉しいです!

 

あなたが磯竿で迷っているならこちらの記事も参考にしてみて下さいね^^

ダイワ磯竿『波濤』2017徹底レビュー!この性能で2万円前半はスゴイ!

 

最後までお読み頂きありがとうございました^^

 

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